<セミナー内容>
日本の製造業は、熟練技術者による現場の部分最適・高い生産性に強みを持つ一方で、それらの知識や技は「経験や勘」として長年蓄積されてきたため、後継の育成における「ノウハウ」の伝承が難しい、という課題があります。
またエンジニアリングチェーンの上流部分となる製品設計(品質決定やコスト試算など)において、デジタル化が進んでいないことから、何度も繰り返される試作や問題点発見の遅延、膨大な費用が発生するなど非効率な状況となっています。
このように、製造業ではデータ活用を技能伝承に使えていないことや、アナログな手法による非効率な業務から脱却できていないなど、生産性の低さが大きな課題となっています。昨今の労働力人口減少や市場から求められる品質や性能の高まりにより、このような課題はさらに深刻化していきます。
パーソルクロステクノロジーでは、このような課題の解決について数回に分けてセミナーを開催予定です。
今回はエンジニアリングチェーンの下流部分となる生産準備領域の生産性向上に繋がるF-IoTと機械学習の有効な使い方について講演いたします。
北海道大学工学部機械知能工学科卒業後、東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻修士課程を修了。
JXTGエネルギー株式会社(現ENEOS株式会社)にて潤滑油の技術営業を経て自動車メーカー向けOEM製品の研究開発に従事。
その後、株式会社メルカリに入社し、現在の株式会社SUPWATを創業。
大学卒業後2001年~17年間、自動車設備メーカーにて設備設計に従事。
その後生産管理を経て、海外工場や国内新部署の立ち上げなどを担当。
2018年にパーソルクロステクノロジー株式会社の前身であるパーソルテクノロジースタッフ株式会社に入社。大手自動車ボディメーカーの生産技術エンジニアとして設備設計に従事しながら設備の規格化や標準化、VR推進などを担当。
2022年からスマートファクトリーエンジニアサービスの推進を担当。
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